国家資格キャリアコンサルタント 実技試験対策

こんにちは、キャリエール 茶圓です。
本日は国家資格キャリアコンサルタント受験生に向けて記事を書きました。

目次

キャリコン受験に対する思いがいつしか給付金カムバックへ

2019年 国家資格キャリアコンサルタント資格取得しました。

なぜ資格を取得しようと思ったのか、それは自分を知る事と、人の役に立ちたかったから。
いつしか一発合格しなければ教育訓練給付金が全額戻ってこない~!!
そんな現実的な焦りが、試験の為だけの勉強になっていたように思います。

クラスの方とロープレ練習を何度繰り返しても全く分からなかった。
違和感のある伝え返し、尋問の様な質問、頭の中はいつも技法の事と試験の事ばかり(^_^;)


ネットでSkype対応してくださる有資格者を見つけ何度か練習をしていましたが、ロープレ相談役をしてくださっている先生のイライラが伝わってきて怖くなってしまいました。

何が正しくて何が悪いのか、はっきり言って分からなかった。
試験当日も相談者の名前すら忘れていた状態(-_-;)
試験官から主訴とCC視点の問題点が同じですよと突っ込みが入る始末。

試験帰りの車の中でCL役の方が語っていたキーワードを取りこぼしている事を思い出し、給付金も資格もダメだと放心状態で帰ってきました。

一発合格のためにやっておくべきこと

来談者中心療法に立ち返ること

セミナーで知識が増えるにつれ、多くの受験生は試験が目的化し相談者が置き去りになってしまいます。
私もそうでしたが、まずは受容・共感・一致とはどんなものだったかを振り返ってみましょう。
これは評価項目の基本的な態度にも繋がります。

CC視点の問題点も相談者に寄り添ったものであること。
CCとCLは同等な立場です。上でも下でもありません。お客様でもありません。唯一の理解者である事を忘れないでください。

CLの問題点を見つけなければという思いが、いつしかCCの自己概念による問題点になっている事が多いです。

例)

CL 「カタカナや英語が多すぎて不安です。」CC視点の問題点「カタカナや英語が多すぎて不安です。」の発言より勉強に苦手意識があるよう感じたので仕事理解不足です。

どうでしょう、相談者に寄り添っていますか? 私はCCの自己概念から発する言葉のように感じます。

勿論これだけの言葉では何とも言えないのも事実です。

私自身が当時同じ言葉を発していました( ;∀;)Skype先生がイラついていた理由はまさにこれですね(^_^;) 

合格へ導こうとご指導いただいていたのに、スパルタ先生なんて思ってしまい申し訳ございませんでした_(._.)_

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あたかも相談者のように感じる事

一緒に働いていた上司が介護離職する事になりました。私は退職した後の生活や今の職場での地位などの事を考えると新たに職を探すのは大変だと思っていた為、離職ではなく休職する事をすすめていました。結局、介護離職されました。

数年後、私は同じような状況に立つことになり、その時の上司がどんな思いで離職されたか、初めて理解できたような気がします。(全部ではありませんが)
その時の話を今は笑い話で話せる大切な上司であり友達です(^^)/

そんな経験から、その人の立場に立ち、どんな風に見えて感じているか ”あたかも相談者のように感じる”
これが出来なければ相談者に寄り添って理解することなど当然できません。
相談者になる事は難しいでしょう。しかし理解する事は出来るのではないでしょうか。

相談者が話したい事をたくさん話せる雰囲気を作る

相談者の言葉から一番話したそうなことをチョイスして繋げていくイメージです。

例えば
CL 職場の上司のパワハラがひどくて辞めようかどうしようか迷っています。
        ↓
CC × お仕事はどんな仕事をされているのですか?
  〇  職場の上司からのパワハラがひどいんですね、もう少しお伺いしても良いでしょうか?

×の方はパワハラがひどいと訴えています。受け止めることなく仕事に焦点を充ててしまっている事で、CCが主導権を握ってしまい、相談者の話したい事からズレ、相談者が置き去りになっているのが分かります。
相談者が何を話したくて、何を聞いて欲しいか。そこに焦点を充てながら面談を進めていけるといいですね。

相談者の思いを確認しながら面談を進める

面談を進めていくと、相談者の思いや感情に触れる事があるでしょう。

「寂しい」「楽しい」「悲しい」「モヤモヤする」など。
「寂しいんだな」と思うだけではなく、どんな環境や状況で相談者が「寂しい」と発言しているのか、面談の中で内面の心の声をCCが感じたのであれば、その心の声が正しいのかを確認しながら進めてみてください。

腹落ちするまで確認しながらCCが主導権を握らないよう心がけましょう。

まとめ

  • 来談者中心療法に立ち返ること
  • あたかも相談者のように感じる事
  • 相談者が話したい事をたくさん話せる雰囲気を作る
  • 相談者の思いを確認しながら面談を進める

これらの事を意識して頑張ってみてください。


ありがとうございました。

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